ヒトヒト感染しない、中国からの入国制限は必要ない、というデマ

コロナ

新型コロナウイルスによる死者数は2020年12月21日の時点で168万人、感染者数は7655万人に達しました。

そうした数字を聞くたびに「あのデマがなければこれだけの事態にならなったのでは?」思ってしまいます。

 

防護服の映像と共に「危険はない」

新型コロナウイルスは2020年12月(もっと早期に発生という説もあります)に中国の湖北省武漢市で発生したとされています。

当初、中国とWHO(世界保健機構)は新型コロナについて以下の情報を流しました。

  • ヒトヒト感染しない
  • 中国からの入国制限は必要ない

もちろん今なら「ウソ」だとすぐわかる情報ですが、当時は日本のテレビでも連日、これらの情報を垂れ流していました。

しかし、同時に流されていた新型コロナに対応している中国の医者が防護服を着込んでいる映像に大きな違和感を持った人は多いのではないでしょうか。

ヒトヒト感染しない、中国からの入国制限は必要ない、というのはウイルスは危険ではないと言っているのと同じです。

でも、医者は防護服を着ていました。

これらの情報の出所はウイルスの発生源である中国のはずですが、そもそも中国自身がヒトヒト感染しないだの、中国からの入国制限は必要ないだのを信じちゃいなかったのではないでしょうか。

もし、そうであればトンデモない話です。

世界にヒトヒト感染する、と正しい情報を伝えていれば冒頭で書いた通り、これだけの事態にはならなかったかもしれないのですから。

そして、ヒトヒト感染する未知のウイルスが流行している国からの入国制限が必要なのは素人でもわかる話です。

未知のウイルスをとりあえず安全なものとして扱うのは正しい態度なのか?

新型コロナは未知のウイルスだったのだから仕方がない、という意見もあるかもしれません。

それなら以下の対応が正しいことになります。

  • 未知のウイルスはとりあえずヒトヒト感染しないしないものとして扱う
  • 外国で未知のウイルスが流行していてもとりあえず入国制限をしない

これらはとても正しい対応とは思えません。

ヒトヒト感染は「確認されていない」?

「ヒトヒト感染しない」ではなく「ヒトヒト感染は確認されていない」と言っていた、という声もありました。

そうであれば前述のように、確定するまではヒトヒト感染するものとして対応すべきではないでしょうか。

また、そんな曖昧な伝え方をする人はメディアで話したり、リーダーに向いていないのは明らかです。

そういう人をメディアに出したりリーダーにするのは絶対に避けるべきです。

WHOと中国との癒着疑惑

防疫のプロであるはずのWHOがなぜこんな稚拙な情報を流したのか?

それについては世界中からWHOの事務局長であるテドロス・アダノム・ゲブレイェススが中国と癒着しているため、との声が世界中からあがっています。

もしそれが事実であればWHOはウイルス発生源である中国を擁護するためにヒトヒト感染しない、中国からの入国制限は必要ない、というデマを流し結果的に世界に感染を広めたということになります。

かなりトンデモない話ですが、米議会が公式調査中であり続報待ちです。

日本の入国制限したくない人たちに利用された?

新型コロナが問題になった当初、他の国は入国制限しているにもかかわらず、日本は頑固に入国制限をせず感染拡大させてしまいました。

ウイルス流行中の中国から入国させ続けるという信じがたい政策を強行するために「中国からの入国制限は必要ない」が利用されたかもしれません。

それがデマだと誰でもわかるようになった2020年12月でも、外国でコロナの変異種が問題になっているにもかかわらず日本は入国制限をしていないからです。

つまり、日本政府はWHOの言うことなど関係なく入国制限はしない、ということです。

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